今回はドラマ『3年A組』でも注目を集め、着実にキャリアアップしている若手女優の富田望生さんの昔についてまとめました。
富田望生さんは昔、本当は痩せていましたが、映画の役柄上監督の指示で太ることになり、現在でも体型を維持することが大変だそうです。
富田望生は昔痩せてた→現在の体型の画像
最近よく見かけるようになった女優の富田望生さんは昔は痩せていました。昔といっても、2014年のことです。
『ソロモンの偽証』で監督から20kg太るよう指示
太るきっかけとなった2015年公開のデビュー作『ソロモンの偽証』で、オーディション合格後に成島出監督から、「20kg太る」ように言われ、食事を1日6食にするなどの努力をしたそうです。
合格してからが大変だった。監督に「あと20キロ太ってください」と指示されたからだ。
「とにかく食べました。それしかなかったです。撮影中でも様々な食事が用意されていて、監督が役名で『松子、食え』って命令するんです(笑)。
親戚が福島でお米屋さんを経営していて、東京でも地元の美味しいお米は食べられていました。母も一生懸命、料理を作ってくれたんです。
特に野菜の煮物が大好きですね。そして最後は、お餅と団子が太ることを学びました。特に夜、寝る前に食べると確実に太ります。
それでも20キロは無理でした。最終的には15キロのプラスで終わったんです」
デイリー新潮より引用
最終的に20kgには及びませんでしたが、15kg増やすことに成功しました。
富田望生役作りで太れるのすげえな、昔激やせじゃん
— 佐藤 弘章 (@sthrak15ngm1) 2017年9月22日
富田望生ちゃんめっちゃ痩せてる!役作りで痩せたり太ったりってぜったい身体には悪いけどプロ根性すごい…
— えむこ! (@Mko1915) 2019年6月18日
情報バラエティ番組『スッキリ』に出演した時にも、役作りのために太らなければいけなかった時の気持ちを聞かれました。
この日、番組MCの加藤浩次から増量について「年頃だしさ、え~って思わなかった?」と聞かれた際には、「全然思わなかったですね。初めていただいた役、初めて出れる作品だったので、そっちの方が嬉しかったというか、それが当たり前だと思っていて」と振り返った富田。
「体的には多分しんどい部分もあったとは思うんですけれども、太るっていうことに対しては(精神的に)苦しいとかしんどいとかはなかったです」と当時の心境を明かした。
シネマトゥデイより引用
辛さがなかったことは何よりですが、映画の撮影後に食事を通常に戻したところ、まだ、年齢が若いこともあり、みるみる体重は落ちていったそうです。
なので、次に入った仕事のために慌てて太り直すことをしているそうです。
仕事とはいえ思春期の女性が太る努力をすることは、なんか切ない気持ちにもなります。
『ソロモンの偽証』のオーディションは過酷だった
オーディションはとても辛いものだったと出演者が話していました。
長期間の映画撮影には折れないメンタルが必要だったということで、監督側は強い気持ちを持った子を見極めたかったそうです。
数週間にわたるワークショップ形式でオーディションを行った、感情を揺さぶられるオーディションだったそうです。
イメージと全く違う役柄に扮したのが、「E-girls」のメンバーとしても活躍する石井だ。ニキビに悩む陰湿な少女・樹理役を演じたが、「『ニキビがついていると思って、樹理に悪口を言って』というワークショップを行った日もありました。ホワイトボードが用意されて、みんながそこに『ニキビお化け』とか『汚い』とかどんどん樹理の悪口を書いたり、実際に言われたりして。そうされると、樹理がどんな気持ちだったのかを本当のことのように感じることができました」。
いじめについて考えるよう攻められたり、今までで一番悲しかったことを思い出しながら歌を歌えと言われたこともあったそう。
Movie Walkerより引用
一次オーディションから参加者が泣いてしまっていたそうですが、その結果、役を奪い合うライバル同士であっても仲間意識が芽生え、オーディションの脱落、通過は関係なく参加者の間に絆が生まれたんだとか。
すでにオーディションから作品に対してストイックに作り込む姿勢があったんですね。
富田望生のプロフィール|いわきの小学校に通ったデビュー前や女優を目指すきっかけ
- 名前:富田望生(とみた みう)
- 生年月日:2000年2月25日(24歳)
- 出身地:福島県いわき市
- 身長:152cm
- 血液型:O型
- 趣味:映画鑑賞
- 特技:ピアノ、クラリネット、パーカッション、歌、ダンス
- 所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
福島県のいわき市生まれで、いわき市内の小学校に通っていました。
ピアノを小3で習い始めてそのピアノの先生が憧れだったそうです。熱心にピアノを指導してくれて、家庭とも両立していた先生を尊敬し、将来はピアノの先生を目指していたそうです。しかし、小5だった2011年3月に東日本大震災に見舞われ、それが女優を目指す転機となりました。
女優を目指すきっかけは大好きなピアノの先生と離れたこと
富田望生オフィシャルブログより画像引用
母親の職場が、原発事故の避難地域にあったことで、小6の時に東京への引っ越しを余儀なくされたそうで、東京へ行かなければならなかったことは嫌で嫌でしょうがなかったそうです。
仲の良い友達ともお別れしなければいけませんし、大好きだったピアノの先生とも会えなくなるわけですから。
東京でピアノ教室へ通ったそうですが、すぐにやめてしまったそうです。
小学生にして、早くも挫折にも似た辛い経験をされています。
そんな時ネットで見つけたのが当時所属していたテアトルアカデミーのオーディションだったそうです。
直感で「コレだ!!」と思いすぐに応募しました。
所属が決まって、週1でのレッスンがピアノに代わる生き甲斐になっていたそうで『ソロモンの偽証』に出演するまでエキストラで頑張っていたそうです。
中学・高校は都内の学校に通っていた
中学は都内の中学校に通っていたそうで、吹奏楽部に所属していたそうです。吹奏楽の技術はその後、『モヒカン故郷に帰る』で吹奏楽部の部長を演じる時に生かされました。
中学3年の時に『ソロモンの偽証』でデビューとなって今の活躍に至っています。
中学生で女優デビューしているため高校は芸能活動の認められた学校と考えられます。
- 堀越学園高校
- 目黒日本大学(日出)高校
- クラーク記念国際高校
のいずれかの高校を卒業したのでは?と言われていますが、卒業中学、高校はわかっていません。
富田望生の女優としての魅力|かわいい声も多い
出演する作品の役柄に近づけるための努力は惜しみません。それが『ソロモンの偽証』にも表れているわけです。それ以降に出演していた主な作品では
- 『チア☆ダン』
- 『あさひなぐ』
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
- 『3年A組』
があります。
『ソロモンの偽証』に引き続いて、どの作品もぽっちゃりした見た目で目立っています。
芸能人が太ってたりすると中傷コメントが少なからずあります。しかし役柄によっては太った人物も必要ですし、演技が上手で個性のある女優さんは必要でしょう。
映画やドラマは作品を見るのであって、主演女優や俳優で全てが決まるものでもありません。脇を固める役者さんがいるからこそです。
富田望生さんは24歳です。同じ年齢の可愛いアイドルや、綺麗な女優の卵もいるでしょうが、可愛さや格好よさなどの見た目以外で惹きつける「何か」を持っている女優さんは強いと思います。
こういった、武器を持っている女優さんは今後重宝され、長く芸能界で生き残っていきそうな気がします。
『ソロモンの偽証』で監督を務めた成島出さんが富田望生さんについてインタビューで話していました。
浅井松子役の富田望生がみんなの希望の星になってくれれば。今度、富田も沖田修一監督のの映画(『モヒカン故郷に帰る』)に出るんだけど、頑張って欲しいですよね。
普通のオーディションだったらこんな子残らないから。
でも最近、横浜映画祭で樹木希林さんにあったんですけど、希林さんとか藤山直美さんとか、やっぱり個性派の女優はいるわけじゃないですか? だから冨田には希林さんや藤山さんの舞台とかを観まくれって言ったんだけどね。
Deviewより引用
いろんな形で魅力のある女優さんは大勢いるんですよね。
テレビでフィーチャーされるのは若くてスタイルの良い、可愛いくてアイドルみたいな女優さんが多いですが、演技以外のところでも富田望生さんに好感を持っているファンは沢山います。
他にもネット上のコメントをまとめると
- ぽちゃっとしてて可愛い
- 役柄によって体重をコントロールするとは、凄すぎる!
- この手のタイプは貴重な存在
- 愛されキャラ!
- タイプ!どストライク!
などのコメントがありました。総じて、否定的な意見よりも好意的な意見の方が目立ちました。
まとめ
富田望生さんは昔痩せていて、デビュー作『ソロモンの偽証』での役のために監督から太るように言われて努力して15㎏も増やしていることがわかりました。
気を抜くと痩せてしまうこともあり、若い女性が仕事のためとはいえ、太るために食事量を増やす涙ぐましい努力をしています。
仕事のために痩せたり太ったりと大変そうですが、今は食べることが楽しみだそうです。
演技だけでなく、これからの富田望生さんの体型にも注目をしていきたいですね!
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