佐々木蔵之介さんの本名は佐々木秀明です。「蔵之介」は芸名で実家は佐々木酒造の蔵元のため、役者活動をするにあたり父親が「蔵之介」と命名しました。今回は佐々木蔵之介さんの若い頃についてまとめましたので、御覧ください。
佐々木蔵之介の若い頃|京都生まれで実家は佐々木酒造
佐々木蔵之介さんは京都生まれで、ノートルダム学院小学校→京都市立二条中学校→洛南高校を卒業し、東京農業大学農学部を中退し神戸大学農学部を卒業しています。
兄が東大だったため、学歴にコンプレックスがあったようです。
大学が変わったのは仮面浪人か?
そうみたい
農学部に進学したのは実家の佐々木酒造を継ぐためでした。しかし、大学時代は授業はサボって映画や演劇を鑑賞したり、演劇サークルの部室にいたことを明かしています。
東京で兄と暮らしている時に兄から「おもしろい舞台があるよ」と誘われ「下町唐座」という劇場で唐十郎さんの舞台を見て、衝撃を受けたそうですが、この時は役者になるとも、役者をやりたいとも思っていませんでした。
演劇を始めたのは、神戸大学に入学した大学1年生の時で「ハチの巣座」という演劇研究会に入会しました。そこで実際に舞台に立ち、客からの拍手や笑い歓声に認められたと感じたようです。
気持ちいいだろうな
──演劇を始めたきっかけは?
「神戸大学に入学し、オリエンテーションの日にたまたま高校の同級生と会って、『はちの巣座』という演劇研究会が新入生歓迎公演をやっているから、時間もあるし観るか?と。どのサークルに入るか、何も考えていなかったんですけどね。
Numéro TOKYOより引用
大学2年のときに1990年神戸大学在学中に劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参画しました。この時も先輩に誘われて参加したため、プロの役者は考えていませんでした。
その後の就職活動では、落ちると人間性を否定されたように感じて辛かったと振り返っていました。
1992年から大阪で広告代理店に入社しています。その理由は学生時代に芝居をしていて、ストーリーや芝居を作って演じるだけでなく、どうやってお客さんを集めるかが課題だと感じ、これは実家の酒蔵を継いだ時も同じ課題にぶち当たるだろうと感じて、テレビ、ラジオなどのメディアを研究できると考えての広告代理店だったようです。
ちゃんと考えてるんだな
ちなみに同期入社にはお笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦さんがいました。
佐々木蔵之介さんはサラリーマンとして大阪の本社に勤務し、休日に芝居を続ける生活を送っていました。「キャラメルボックス」という東京の劇団から1ヶ月稽古で2ヶ月の公演のオファーがありましたが、関西で仕事をしていたため断っていました。
何度もオファーを受け気持ちが傾き始め「芝居をやってみよう」となり会社に辞意を伝えました。上司からは「3ヶ月くらい休んだらいいから」と言われましたが、さすがにそんなわけにいかないと考え、2年半勤めた会社を辞める選択しました。
めちゃくちゃ良い上司じゃねーか
このオファーを断るとこの先も断り続けることになって、後悔はしたくなかったようです。そしてもし、役者がダメでも実家に頼ることはしないと心に決め、退路を絶って俳優活動に挑みました。
覚悟が決まってる
だから成功したんだな
会社を辞めると伝えた時に父から「やっと家を継ぐ気になったか」言われ
佐々木蔵之介 「いえ、芝居の道へ進みます」
父 「え?」(鳩が豆鉄砲を食らったような理解が追いついていない表情)
となり、「なんのために大学に行って広告代理店に行ったんだ?」と父から問い詰められ、蔵之介さんは「ごもっともです」と返す言葉もなかったそうです。
そりゃ、そうなる
そして弟に「晃、酒屋、やってくれへんか」とお願いしました。
佐々木蔵之介の実家「佐々木酒造」は弟が社長
俳優の佐々木蔵之介の実家は京都の老舗の酒蔵。実家の酒蔵が日野の小型トラックのデュトロハイブリッドを使用していた縁で佐々木蔵之介は日野自動車のCMに出演していた事もある。因みにお父さんも出てきて親子共演を果たしている。 pic.twitter.com/e79jMIas63
— 商用車メーカーの中の人 (@trucknakanohito) November 9, 2023
佐々木蔵之介さんは実家は京都にある佐々木酒造です。実家にいた頃は「納豆」禁止だったそうです。
そうなのか…酒屋は大変だな
父親は佐々木勝也さん。佐々木蔵之介さんには兄と弟がいて、蔵之介さんは次男。
長男は昔から飛び抜けて勉強が優秀で東大で、父親からも学者向きと言われていたため、次男の蔵之介さんが実家家業を継ぐ予定でしたが、蔵之介さんも俳優に目覚めてしまったため、弟の佐々木晃さんが酒屋を継ぎ4代目社長をしています。
長男は建築の道に進み、次男は役者の道に進みました。弟の佐々木晃さんは兄が二人いて、まさか自分が継ぐとは思っていなかったそうです。
佐々木蔵之介の若い頃の画像
佐々木蔵之介さんは1998年に劇団を辞め上京しています。
映像デビューは30歳だそうで、サラリーマン経験を経てプロの役者としてスタートしました。
1997年G2プロデュース舞台『12人の入りたい奴ら』に出演。
1999年ドラマ『コワイ童話』「不思議の国のアリス」に出演。1999年映画『ストップモーション』で映画初出演したようです。
2000年NHK朝の連続テレビ小説『オードリー』でブレイクし、家族からも認められました。
ブレイク早いな
佐々木蔵之介さんの知名度を上げる作品となった、NHK朝の連続テレビ小説『オードリー』。プロデューサーに提案され、ドラマとのコラボした日本酒を発売し、キャッチコピーや瓶の工夫や升をつけるなど佐々木蔵之介さん自身でプロデュースを行い、佐々木酒造始まって以来のヒット商品となりました。酒が売れたことで反対していた父からも認められたそうです。
サラリーマン経験が生きたな
2002年映画Jam Films「HIJIKI」に出演。なかなか意味不明の世界観のある映画でした。
2003年映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
2003年ドラマ『白い巨塔』
この頃の佐々木はまあまあイケメンか
2005年アサヒビールCM
2006年映画『間宮兄弟』で映画初主演
2007年『アフタースクール』
2008年ドラマ『ギラギラ』でゴールデン帯での連続ドラマ初主演
2008年~2009年映画『20世紀少年』
2009年ドラマ『ハンチョウ〜神南署安積班〜』シリーズ6まで放送される人気ドラマでした。
『ハンチョウ』でも佐々木酒造とのコラボでお酒が販売されました。
身内使って儲けるじゃねーか
2011年ドラマ『僕とスターの99日』
crisisで西島さん沼にはまった人はぜひ僕スタを見てくれ。
— ちゃちゃまろ (@ponzu_maro) June 10, 2017
昔は肥満児で今は売れっ子俳優の佐々木蔵之介と韓国スターのボディガードをしてる西島秀俊の小学生以来の再会がわちゃわちゃしててかわいすぎるから見て。 pic.twitter.com/s75M7uXpTi
2014年3月『スーパー歌舞伎II(セカンド) 空ヲ刻ム者-若き仏師の物語』で歌舞伎デビュー
誰かわからん…
と思ったけど、なんとなくわかるな
2015年映画『超高速!参勤交代』
同映画では第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。
2021年ドラマ『IP〜サイバー捜査班』
佐々木蔵之介は良い年の取り方してるな
すぐわかったわ
かっこいい
若い頃の佐々木蔵之介さんを見ても老けた感じがなく、カッコいい年のとり方をしている印象です。身長も182cmあってスタイルもよく、今も昔もモテるみたいですね。
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