女優として活躍している伊藤沙莉さんは、子役時代から注目を集めていました。
昔から有名な作品に出演し、子供ながら演技力は高く評価されていましたし、伊藤沙莉さんの特徴は「ハスキーボイス」です。そして、伊藤沙莉さんの子役時代はいじめっ子役が多く、学校で誤解されたこともありました。
伊藤沙莉さんの子役時代の出演ドラマやエピソードについてまとめましたのでご覧ください。
伊藤沙莉は子供の頃からドラマ出てたのか
伊藤沙莉は子役時代『女王の教室』に出演し『相棒』には出演していない
伊藤沙莉じゃないと思うぞ
でも、なんとなく似てるかも
伊藤沙莉さんは子役デビューしていて、なぜか『相棒』シリーズに出演した?と噂されていましたが、どうやら『相棒』シリーズには出演していないようです。
相棒に出演していた少女は守山玲愛(もりやま れあ)さんでした。1995年2月9日生まれで放送当時は8歳でした。
早生まれだから1994年生まれの伊藤沙莉さんとは同じ学年だね
2002年から子役として活動し、NHK大河ドラマ『義経』やTBS月曜ミステリー劇場などに出演しています。
伊藤となんの関係ないじゃないか
おそらく、少し子役時代の伊藤沙莉さんに似ていたため、『相棒』に出演?という噂が出たものと思われます。それでは、実際に伊藤沙莉さんの子役時代に出演したドラマをピックアップしていきます。
伊藤沙莉は大人気ドラマ『女王の教室』に出演していた
2005年7月-9月にかけて放送されたドラマ『女王の教室』は平均17.2%最高で25.3%の視聴率を記録しましたが、過激な内容が子供に悪影響を及ぼすとしてクレームが殺到していました。
『女王の教室』は天海祐希さん主演で伊藤沙莉さんは田中桃を演じるいじめっ子という役柄で出演し、子役として一気に知名度を上げた作品です。
主役の生徒(神田和美)を志田未来さんが演じ、志田未来さんをいじめる役が伊藤沙莉さんでした。伊藤沙莉さんは当時11歳で演技力は高く評価されました。関係者からは伊藤さんの演技は天才肌だと言われています。
志田未来が漏らしてしまったシーンは印象的だった
デビュー作は『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』
伊藤沙莉さんのデビュー作はドラマ『14ヶ月』(2003年7月~9月)でした。『女王の教室』の2年前の作品で、当時の伊藤さんは9歳でした。
35歳の大人の女性科学研究者の身体が子供になってしまった役だったので、声の雰囲気がハマり役だったと話していました。
コナンかよ
灰原さんかしら
9歳にして難しい役を演じきり子役としての評価は急上昇しました。
『ちびまる子ちゃん』
ドラマの『ちびまる子ちゃん』懐かしいな
これ18年前の話か
この作品にも沙莉ちゃん出てたのね
時間経つの早いね~
『演歌の女王』
2007年1月-3月に放送され、役名の無い、いちクラスメイト役を演じ、これがまたいじめっ子役でした。
伊藤沙莉さんの子役時代はいじめっ子だったイメージを持つ方が多いです。『演歌の女王』の直後のクールで放送された『私たちの教科書』でもいじめっ子役でした。
いじめっ子役のイメージが抜けなくなって大変そうだな
それも思春期に
実際いじめっ子を演じていた時期は役のイメージから私生活にも影響を及ぼしていたそうです。
周りのクラスメイトに恐れられたり、少しでも偉そうな態度を見せたり腕組みをしていたら、「本当にそういう人だったんだ!」と勘違いされてしまったことも。
一時はずっといじめっ子の役ばかりだったらどうしようと悩んだこともあったことを明かしていました。
『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』
『スクラップ・ティーチャー』では共演したHey!Say!JUMPの山田涼介さんと熱愛の噂が出たり、『GTO』でも菊池風磨さんとの共演で熱愛が噂されました。もちろんデマでした。
しょーもない
GTOの撮影現場で仲間内で撮影された一コマのようです。
仲は良さそう
合成じゃないだろうな
『GTO』
2014年放送のドラマ『GTO』でもいじめっ子役の演技が絶賛されていました。
視聴者を本気で腹立たせてしまうほどで、楠見加奈子役で見ていたこちらが寒気がするくらいに迫真の演技で、リアルにいじめてるんじゃないかと思わせるくらいキャラクターが乗り移った素晴らしいお芝居でした。
諦めて、いじめっ子のイメージで頑張れよ
女優になった今も『ひよっこ』や『獣道』などで活躍している
現在ではNHKの朝ドラにも出演しています。伊藤沙莉さんはNHKには縁が薄かったようで『ひよっこ』の米屋の娘に抜擢されるまで、NHKの作品にはほとんど出演していませんでした。
『ひよっこ』では米子の名前でモメたりと面白いキャラクターで人気の役でし。
その他主演を務めた映画『獣道』もストーリー自体は面白いと評判ですし、内容は重めですが伊藤沙莉さんのあられもない姿が披露されています。
へ~
伊藤沙莉さんの兄は『獣道』を見て映画館で泣いてしまったそうです。
伊藤沙莉が子役になったきっかけは興味本位のオーディション
伊藤沙莉さんは千葉市出身で3歳の頃からダンススクールに通っていました。
小さい頃はモーニング娘に憧れて、オーディションを受けたがってたようです。(年齢的に受けられなかったようですが)
9歳の頃にダンススクールに子役オーディションのお知らせが掲示してあり、周りのお友達との流れで受けることになりました。
初オーディションで空気を読まず合格
伊藤沙莉さんが初めてオーディションを受験したのは『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』でした。
『14歳』のオーディションの時に伊藤沙莉さんはドラマのモノマネを空気を読まずに披露しまくっていて、岸谷五朗さんの『みにくいアヒルの子』の「一番星が目にしみるぜ」というセリフを真似しました。
小さい時からドラマを見て色々な役者さんのマネをしていたことが今の演技にも生かされているようです。
役者に興味があったわけじゃなくてみんなで盛り上がって受けただけのオーディションだったので、緊張もせずに自然体で望んだオーディションで合格しました。
2003年の『14ヶ月』でドラマデビューし、実際にオンエアを家族で見て、自分の声を聞いた時に衝撃を受けたそうですが、それよりも家族が盛り上がってくれたことの方が嬉しかったようです。
初めて自分の声の録音を聞いた時に似た衝撃だな
ドラマ出演で学校生活にも影響
小学生の時にテレビに出ていれば当然話題になりますが、伊藤沙莉さんは小6から中学生までのあだ名が「売れない子役」でした(笑)
なんちゅーあだ名だ!!
小学生の時は根暗なタイプではなく、イジメにあったこともなくクラスで色々ドラマのことを聞かれたら、色々と答えてあげていました。
小学生くらいだと色々喋りたくなるよね
伊藤沙莉さんの子役時代は「いじめっ子」を演じていた印象があり、いじめっ子役のイメージが先行してしまって、いじめている噂が立ったことがあったり、同級生から恐れられたこともあったそうです。
学校でのグループ活動をする際に仲間に入れてもらいづらかったこともありました。芸能活動で学校を休んだりするとグループが困ることが原因だったみたいですね。
みんなが困るんだからしょうがないな
子供ながらに孤独を感じていた子役時代
伊藤沙莉さんは勉強も得意ではなく、子役をやっていたことで周りから褒められていました。
そんな時、「もし自分が子役じゃなかったらこの子は友達じゃなくなるんじゃないだろうか」とか「家族からも興味を持ってもらえない」、生きている意味もなくなって子役を辞めたら待っているのは「死」くらいに悩んでいたこともあったそうです。
病みすぎ
焦りから仕事しなきゃとか、色々な気持ちが入り混ざって葛藤していた時期がありました。
実際、一時はオーディションに落ちすぎてニート状態となり、あまりテレビに出なかったりすると相手にしてもらえないといった経験もしたようです。
人間不信になるな
自分のハスキー声が武器に|ラジオでも高評価
デビュー作をテレビで見た自分の声に衝撃を受けた伊藤沙莉さん。
子供時代からハスキーボイスがコンプレックスでしたが次第に自分の武器だと認識が変わっていきました。
伊藤沙莉さんは「ダミ声」や「ガラガラ声」など「何あの声?」といった批判が耳に入ったことでショックを受けたこともありました。
しかし、女性にしては珍しい声のおかげで少しの出演シーンだけでも覚えてもらえる実感があり徐々に声が武器だと思えるようになったと話していました。
考え方一つで変わるな
2020年1月18日深夜にはラジオ番組『オールナイトニッポン0』を担当し、大好評でした。
『悪の教典』が女優としての転機
左は二階堂ふみか?
子役から頑張ってきた伊藤沙莉さんは女優としての自覚が芽生え始め、映画『悪の教典』に出演し、エンドロールを見ていて自分の名前が流れる瞬間を見たときに、「この感覚はやめられない」、「(女優を)やっていこうと思った」と語っていました。
同じく子役出身で女優の松岡茉優さんとは15歳くらいからオーディション現場などで顔をたびたび合わせていたそうですが、『悪の教典』を機に松岡茉優さんと絡むようになり今ではなんでも言い合える親友関係です。
伊藤沙莉さんにとって松岡茉優さんの初めての印象はあまり良くなく「ヤバい奴」だったそうです。
子役は幼い頃から世間の注目を集めるわけですが、子役なりに色々と思い悩んで今に行きついているんだと感じました。
まとめ
伊藤沙莉の子役時代は…
- ダンスの方に興味があり、子役に興味はなかった
- 自然体で臨んだ『14ヶ月』のオーディションに合格
- 『女王の教室』など話題のドラマに出演し注目される
- いじめっ子ばかりを演じ、学校生活にも影響がでた
- 演技力は幼い頃からお墨付きだった
- ハスキーな声が邪魔に感じることもあった、今では武器
- 『悪の教典』に流れたエンドロールの自分の名前を見て高揚し、女優は辞められないと感じた
若手なのに好感持てる演技するんだよな
がんばれよ
声を生かして頑張って欲しい
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