お笑いトリオ「ハナコ」のツッコミ担当として人気の秋山寛貴さん。優れたトーク力や独特の存在感で注目されていますが、秋山さんが大学に進学せずにお笑いの道を選んだことはご存知でしょうか?美術の才能を活かすはずだった秋山さんが、なぜお笑いを選んだのか、その理由には意外なエピソードが隠されています。
さらに、実家や両親との関係、学生時代のエピソードなど、秋山さんの人生を調べました。秋山寛貴さんの学歴や青春時代、そしてお笑いの道を選んだ理由をまとめましたのでご覧ください。
ハナコ秋山は大学へ進学していない
お笑いトリオ「ハナコ」のツッコミ担当として知られる秋山寛貴さんは、大学へは進学していません。高校卒業後に美術大学への進学も考えていましたが、お笑いの道を選びました。
秋山さんは岡山県立総社南高校に在学中、美術工芸コースで学びながら美術大学やデザイン系の進路を目指していました。しかし、周囲の美術技術の高さに圧倒され、自信を失ったことが進学を断念するきっかけとなったようです。
では大学へ進学せずにどのような経緯で、お笑いの道へ進んだのか?また、秋山さんの高校や高校生活についてみていきましょう。
ハナコ秋山は総社南高校出身
秋山寛貴さんが通っていたのは、岡山県総社市にある岡山県立総社南高校です。同校は1986年に創立された県立の共学校で、普通科の中に「美術工芸コース」や「国際コース」が設置されています。秋山さんは、普通科美術工芸コースに在籍していました。
美術工芸コースでは美術やデザインの基礎を学び、美術系大学や専門学校への進学を目指す生徒が多く通っています。秋山さん自身も当時は美術系の大学への進学を考えていたそうです。得意のイラストをツイッターなどで公開することも多く、高校時代に学んだ技術が今でも活かされていることがうかがえます。
総社南高校は偏差値50程度の学校で、比較的新しい校舎と落ち着いた環境が特徴です。秋山さんはここで美術に打ち込みながらも、お笑いへの興味を徐々に強めていきました。
さらに、秋山さんは剣道部にも所属し、真剣に取り組んでいました。部活動と美術の勉強を両立した青春時代だったようです。
総社南高校卒業後は、芸人養成所ワタナベコメディスクールに入所しています。
ハナコ秋山の高校時代のエピソード
高校時代の秋山さんは、剣道部に所属しており、二段の腕前を持つほど真剣に取り組んでいました。また、剣道と並行して友人とお笑いコンビ「ハイタッチ」を結成し、「M-1甲子園」にも挑戦しています。当時の秋山さんは、舞台に立つ直前に緊張で声が出なくなるほど内気な性格でしたが、初めて人前で漫才を披露したことで、お笑いの楽しさに気付いたそうです。この経験が後に芸人になる道を選ぶきっかけの一つとなりました。
高校3年生の12月には、ワタナベエンターテインメントが主催する高校生オーディションに参加したことが大きな転機となりました。
秋山さんは、高校時代に美術と剣道、お笑いといった複数の夢を追いかけながらも、最終的には芸人としての人生を歩み始めることになります。
ハナコ秋山は庄内小学校・高松中学校の出身
秋山寛貴さんの出身小学校は、岡山市立庄内小学校です。岡山県岡山市北区にあるこの小学校に通っていた当時、秋山さんは絵やイラストが大好きな少年でした。小学生の頃の夢はお笑い芸人ではなく、美術の先生になることでした。また、実家は地元で「ゆずせんべい長栄堂」という土産店を営んでおり、幼少期は祖父母の家がある高松最上稲荷の参道で過ごすことが多かったようです。
続いて出身中学校は、岡山市立高松中学校です。中学時代の秋山さんは、剣道に打ち込み、地元の剣道スポーツ少年団に所属していました。剣道は中学校から始めたものの、厳しい稽古をこなすことで腕前を上げていきました。当時、秋山さんはまだお笑い芸人を目指すとは考えていなかったものの、テレビ番組でお笑い番組にハマっていた時期でもありました。
ハナコ秋山の小中学校時代のエピソード
ハナコ秋山さんの小学校時代は、絵やイラストを描くことが大好きで、学校でも図工の成績が特に優秀でした。将来の夢は美術の先生になることであり、周囲からもその才能を褒められることが多かったそうです。
中学校は岡山市立高松中学校に進学し、秋山さんはここで剣道を始めます。部活動ではなく、地元の剣道スポーツ少年団に所属し、厳しい稽古に取り組んでいました。剣道は中学校からのスタートでしたが、真剣に練習を重ね、基礎をしっかりと身につけています。
そんな中学時代、秋山さんの中で大きな影響を与えたのがお笑い番組です。「M-1グランプリ」や「笑う犬シリーズ」、さらに海外コメディの「Mr.ビーン」などを熱心に観ていました。録画した映像を何度も見返し、友達にも勧めるほどお笑い好きだった秋山さんですが、当時はまだ芸人になることを強く意識していたわけではありませんでした。
ハナコ秋山は大学進学せずお笑いの道へ
ハナコ秋山さんは高校生の時に「お笑い」に興味を持ち始め、「M-1甲子園」にも出場するなど、芸人になることを意識し始めました。そして高校3年生の時、ワタナベエンターテインメントが主催する高校生オーディションを受け、見学のつもりがまさかの合格。この合格を機に、大学ではなく本格的にお笑い芸人を目指す決意を固めました。
秋山さんは、高校卒業後に大学へ進学せず、お笑い芸人の道を選びました。
一方で、高校時代に友人と組んだお笑いコンビ「ハイタッチ」で「M-1甲子園」に出場したことで、お笑いの楽しさを実感しました。
秋山さんの人生の大きな転機となったのは、高校3年生の12月です。ワタナベエンターテインメントが主催する高校生オーディションに見学のつもりで参加したところ、予想外の合格を果たしました。この合格が、秋山さんの心を大きく動かし、大学進学ではなくお笑いの道へ進む決断をする決め手になりました。
美術大学への合格通知も届いていた中で、秋山さんが最終的に選んだのは、お笑い芸人になるための道でした。親に「お笑い芸人を目指して上京する」と伝えた際、両親は大きな支援はできないものの、「好きなことをやりなさい」と背中を押してくれました。
高校卒業後、秋山さんは東京に上京し、ワタナベコメディスクール(WCS)に入所します。ここで、お笑いの基礎を学び、後に菊田竜大さんとコンビ「ウェストミンスター」を結成。その後、岡部大さんが加わり「ハナコ」としての活動がスタートしました。
ハナコ秋山が高校卒業後に上京し菊田と出会う
秋山寛貴さんは高校卒業後、大学へは進学せずにお笑いの道を目指し、東京へ上京しました。当時のオーディションに合格したことで、秋山さんはお笑い養成所「ワタナベコメディスクール(WCS)」に入所します。
WCSでは、同じく芸人を志していた菊田竜大さんと出会います。菊田さんは法政大学在学中にWCSに通っており、秋山さんと菊田さんは意気投合してお笑いコンビ「ウエストミンスター」を結成しました。しかし、コンビとしての活動は順調ではなく、事務所にもなかなか所属できない日々が続きます。
その後、2014年に同じ養成所で出会った岡部大さんが加入し、現在の「ハナコ」が結成されます。岡部さんは早稲田大学出身で、スポーツ科学部に在籍していた経歴を持ちます。菊田さんと岡部さんという異なる学歴や経歴のメンバーと出会い、秋山さんはお笑いの道を本格的に歩み始めました。
ハナコ結成後は下積み時代を経験しますが、2018年に「キングオブコント」で優勝し、秋山さんの努力が実を結ぶことになります。上京後の秋山さんが菊田さんと出会い、岡部さんの加入を経てハナコが誕生したことは、秋山さんの人生を変えました。
ハナコ菊田と岡部の学歴|法政と早稲田大学出身
ハナコ菊田竜大さんの出身大学は法政大学経営学部です。千葉県の流通経済大学付属柏高校を卒業後、法政大学へ進学しました。偏差値は58で、学業もきっちりとこなし、大学卒業後にお笑い養成所「ワタナベコメディスクール(WCS)」へ進みます。菊田さんは大学時代、テニスサークルに所属し「テニサーの爆笑王」として友人たちを笑わせていたそうです。また、お笑いサークルの見学にも行きましたが、そのレベルの高さに圧倒されて参加を断念したエピソードもあります。
一方、ハナコ岡部大さんは秋田県立秋田高校を卒業し、名門大学である早稲田大学スポーツ科学部に進学しました。岡部さんはバスケットボールに打ち込んでいましたが、大学1年生の時に怪我で競技を離れることになります。その後、早稲田大学のお笑いサークル「お笑い工房LUDO」に所属し、本格的にお笑いの道を目指すようになりました。岡部さんは大学3年生の時にWCSへ特待生として入所し、プロとして活動を始めます。
ハナコは、法政大学出身の菊田さん、早稲田大学出身の岡部さん、そして大学進学をせずにお笑いの道を選んだ秋山さんという異なる経歴を持つ3人で構成されており、それぞれの個性が融合して絶妙なバランスを生み出すトリオの誕生でした。
ハナコ秋山が結婚して離婚の噂とは?
ハナコ秋山寛貴さんは、2020年10月に一般人の女性と結婚しました。お相手の女性は芸人仲間やファンの間でも評判が良く、秋山さんが「人に優しい人」と語るほど穏やかな性格だと伝えられています。秋山さんいわく、店員さんに対する優しい接し方にも惹かれたと話しており、夫婦として「お互いに人に優しくありたい」と理想を語っています。
結婚の馴れ初めは、奥さんが元々ハナコのファンだったことがきっかけです。2019年の夏頃に交際がスタートし、約1年半の交際期間を経て結婚に至りました。共通の趣味として「絵を描くこと」があり、お互いの価値観が合って意気投合したそうです。また、秋山さんが奥さんを「クアッカワラビーに似ている」と表現し、イラストで紹介したことも話題になりました。
一方で、インターネット上には秋山さんに関する「離婚」という噂も存在します。しかし、これはまったくの誤解であり、秋山さんには離婚歴はありません。噂の原因は、お笑いコンビ「アキナ」の秋山賢太さんが過去に婚約破棄のトラブルで注目されたことが発端だと考えられます。同じ苗字で芸人という共通点から混同された結果、ハナコ秋山さんにも「離婚」の噂が広がったようです。
実際には、秋山さんは現在も結婚生活を順調に送っており、2021年には第一子となる男の子が誕生しています。自身のSNSでは子供のイラストを投稿することもあり、家庭での幸せな様子がうかがえます。
ハナコ秋山寛貴のプロフィール|身長・年齢
秋山寛貴さんは1991年9月20日生まれの33歳(2024年時点)で、お笑いトリオ「ハナコ」のツッコミ担当として活動しています。出身地は岡山県岡山市北区。
秋山さんの身長は163センチと公表されており、比較的小柄な体型です。トリオの中でも岡部大さん(身長173センチ)や菊田竜大さん(身長176センチ)と並ぶと、その身長差が際立つことがあります。本人は過去のインタビューで、自身の小柄な体型が「可愛らしさ」としてお笑いの武器になっていると語ったこともあります。
秋山さんは総社南高校の美術工芸コースを卒業しているだけあって、絵を描くことが得意です。その技術は今でも活かされており、自身のSNSにイラストを投稿するほか、テレビ番組やイベントでイラストを披露することもあります。
現在、秋山さんは「キングオブコント2018」優勝を機に一躍注目を浴び、テレビや舞台で活躍中です。
ハナコ秋山の実家と父・母について
秋山寛貴さんの実家は、岡山県岡山市北区にあります。実家は、地元の観光名所「最上稲荷」の参道沿いで「ゆずせんべい長栄堂」という土産店を営んでいます。長栄堂は参拝客向けに地元名物のお菓子を販売しており、秋山さん自身も子供の頃は店を手伝うこともあったようです。
秋山さんの家族構成は4人で、父親、母親、4歳年下の弟がいます。父親は職人肌の人物で、真面目で努力家な性格だといいます。一方、母親は穏やかで優しい性格をしており、秋山さんが芸人を目指す際も、見守るように背中を押してくれました。また、秋山さんが高校卒業後に東京へ上京する際、経済的に大きな支援はできないと伝えつつも「好きなことをやりなさい」と励ましてくれたエピソードも先ほど述べた通りです。
秋山さんは実家で家族と過ごす時間が多く、幼少期にはお隣のたい焼き屋の「たいばあ」にも面倒を見てもらい、子供ながらに周囲の大人たちに温かく見守られて育ったことがわかります。
地元の土産店や参道の環境が、秋山さんの温厚で落ち着いた人柄を育んだのかもしれません。現在でも実家には時折帰省しており、家族や地元とのつながりを大切にしていることがうかがえます。
ハナコ秋山が大学進学しなかった理由|まとめ
秋山寛貴さんは高校卒業後、大学進学を選ばずにお笑いの道を選びました。岡山県立総社南高校の美術工芸コースに在籍していた秋山さんは、当初、美術系の大学やデザイン系の進路を考えていました。しかし、進路を決める時期になると周囲のレベルの高さに圧倒され、「自分は美術の世界では通用しないかもしれない」と自信を失ってしまいます。
そんな中、高校時代に友人と結成したお笑いコンビ「ハイタッチ」で出場した「M-1甲子園」が、秋山さんにとって大きな転機となりました。緊張しながらも人前で漫才を披露する楽しさや達成感を知ったことで、お笑いへの興味が強まりました。
さらに、高校3年生の12月にワタナベエンターテインメントが主催する高校生オーディションを受けたことで状況は一変します。見学のつもりで参加したオーディションでしたが、秋山さんは合格し、お笑いの才能を評価されました。この合格が秋山さんにとって「お笑い芸人になる」という決意を固める大きなきっかけとなりました。
また、実家の経済的な事情も進学しない理由の一つだったようです。秋山さんの両親は「大きな支援はできない」と伝えたものの、「好きなことに挑戦すればいい」と背中を押してくれました。この言葉に励まされた秋山さんは、大学進学ではなくお笑いの道を選び、上京してワタナベコメディスクールへ入所します。
結果として、秋山さんは大学進学をしないという決断によって「ハナコ」としての成功をつかみました。美術からお笑いへと進路を変えた秋山さんの勇気ある選択が、現在の活躍につながっていると言えるでしょう。
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